猫用デンタルフレーク 【QCHEFS】 [2025-058]

猫用デンタルフレーク 【QCHEFS】 [2025-058]

税込価格: 1,650(税込)

税抜価格: 1,500

在庫数 2点

商品詳細

このページは、猫ちゃん用のデンタルフレークです!

犬用はこちら ↓ 間違えないでね〜。
犬用デンタルフレーク
https://budbud.ocnk.net/product/245

あんまり差はないのですが、原材料や製法が微妙に違います。

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犬用の方でも基本的なことを書いていて重複しますが、
猫さんページしか見ない飼い主さんもいると思うので、
すべての商品の中で基本中の基本ともいえる与えやすいデンタルフレークのこのページに
同じことを記します。
初めてQシェフスを挑戦してみる方にもちゃんと理解して選んでほしいので。
犬のページで熟読した人は、猫デンタルフレーク独自のところまで飛んでくださいね!
<猫用♪>のマークまで飛んでください。

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薬機法のことなどを輸入代理店さんに何度も確認し、
また成分などのことをドイツのメーカーさんにも再々追加で教えてもらって、
やっとご紹介できることになりました!

ドイツの細菌学者であり、【QCHEFS】(キューシェフス)ブランドの創設者アンケ・ナーグラー女史。
【QCHEFS】は、犬と猫の、口腔の健康をサポートする「食べる歯磨きケア商品」と言えばわかりやすいかな。

アンケ・ナーグラ―女史は、犬、猫、馬の口腔内マイクロバイオーム(細菌叢)を専門としている研究者。彼女の複数の科学的研究は、数々の国際的な賞を受賞しているそうです。

ドイツらしく「人にも動物にも、そして環境にも優しい自然由来の製品」というのも好き。
パッケージも紙製品。ナパーニさんとも似ているブランドコンセプトですね。まあ、私自身がそういうグッズが好きなので、バドバドで紹介するわけなのですが(笑)、この【QCHEFS】、私もかなり期待しております。今まで順番に、うちの犬猫で半年近く実験をしておりました。そして合格! これはぜひバドバドサーカス犬猫道具店で紹介したい、と思いました。

「ドイツの微生物学者がつくったQCHEFS(キューシェフス)」バドバドでまとめてみました ↓
https://budbud.ocnk.net/diary-detail/9

でも種類が多いし、薬機法とのこともあるし、いろいろ慎重に確認をとっていました。
犬用は8種類。猫用は2種類(猫はふりかけタイプのみ)。
そしてその差はなんだ? 硬さや形状の違い? 齧って歯は欠けない? 大丈夫?
そういうのを確認しまくりました。
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賞味期限は、ナパーニさんと比べて長いです。
2025年10月に取り寄せたもので、2028年9月でした。(種類や船便の到着タイミングで変わると思いますが)
毎回メーカーさんのHPにも賞味期限記載がないので(箱にはちゃんと記載があります)
1年以上賞味期限があるものをお送りします。

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さて、【QCHEFS】はなぜ口腔ケアにいいのか。どういう仕組みなのか。
まず私はそこから気になりました。

【QCHEFS】のシリーズが、口腔ケアに役立つ源は、カッテージチーズ由来の抗菌ペプチドでした。

では、ペプチドとはなんぞや、というと、
「アミノ酸とアミノ酸がペプチド結合(-CONH-)して、2個以上つながった構造のものを『ペプチド』といいます」 
(参考:東邦大学 理学部のHP参照)
https://www.toho-u.ac.jp/sci/chem/column/amino_acids/amino_acids_3.html#:~:text=%E3%83%9A%E3%83%97%E3%83%81%E3%83%89%E3%81%AF%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%83%8E%E9%85%B8%E3%81%8C%E7%B5%90%E5%90%88,%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

ペプチドは、アミノ酸は数個から数十個つながり、ホルモン作用、神経伝達作用、抗菌作用などさまざまな生理活性作用を持っているとのこと。いろいろな種類が何百種類もあり、生きるうえでいろんな役に立つ作用をしてくれる。

【QCHEFS】の場合の抗菌ペプチドは、「自然由来の力で、歯のトラブルを解決する」という考えのもとに開発されました。

●アンケ・ナーグラ―女史の研究に基づくと、【QCHEFS】に含まれるカッテージチーズ由来のペプチドは、ペットの口腔内で、弱くなった天然のペプチドをサポートし、細菌の増殖を阻止するという役割を果たします。

←ふむふむ。じゃ、そもそもカッテージチーズとは正確にはなんだっけ?
wiki(参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%81%E3%83%BC%E3%82%BA)によると、

「カッテージチーズ(英: cottage cheese)は脱脂乳(skim milk脂肪0~0.5%)を原料に乳酸発酵し、レンネットで凝固したフレッシュチーズである。(脂肪を除去していない)牛乳が原料のチーズと比較し、低脂肪で約100kcal/100gと低カロリーかつ高タンパク。世界最古のチーズのひとつであり、さわやかな酸味と軽いチーズ風味、白く脆いクリーミーで半流動的な外観を持つ」とあります。

つまりカッテージチーズ由来のペプチドとは、乳酸菌やアミノ酸が豊富ということですね。
でも、牛乳にアレルギーのある犬にはカッテージチーズ由来だから避けた方がいい気がします。アレルギーの程度にもよると思いますが。そういう犬にはまずサンプルを試してほしいですね。

そしてメーカーさんにさらに詳しく教えてもらいました(マニアックです。笑)



この作用機序の詳細は以下の通りです。

1)問題の認識:多くの動物において、唾液中に含まれる天然のペプチドが(特にブリーディング由来の遺伝的要因により)弱まっていることが示されています。  
←ほうほう。だから野生のオオカミは歯磨きしないのに、ニンゲンによって品種改良された動物(犬・猫など)は、口腔ケアをした方がいいってことか!

2)ペプチドの機能::QCHEFSの製品に含まれるミルク由来の天然ペプチドは、唾液に溶けて口内全体に広がり、細菌に結合して増殖を阻止します。これにより、歯垢(プラーク)が形成されなくなり、歯石が歯にしっかりと付着しなくなり、剥がれ落ちるようになります。  
←ふむふむ。抗菌ペプチドが口の中に広がることが大事なんだな。以前、歯の専門医を取材したとき、たしか犬の歯垢は2日や3日で形成され、ニンゲンより歯石になるのが早いと聞きました。だからできれば毎日、ちょこちょことケアをした方がよいと。でも毎日歯磨きはできないズボラな私には【QCHEFS】のような商品は助かります。【QCHEFS】は食後、寝る前に与えるのがよいです。クッキーやバータイプはオヤツとしてあげても犬は喜ぶけど、もったいない(笑)。寝る前のニンゲンでいうところの「歯磨きタイム」に与えましょう。

3)口腔環境の改善:このペプチド複合体は、細菌の合成を抑制し、歯垢を減少させます。また、歯を再石灰化(リミネラリゼーション)させ、口腔表面の糖タンパク質によるコーティングを有意に改善することで、上皮と歯を保護し、口腔内フローラのバランスを整えます。
つまり、QCHEFSのペプチドは、動物が本来持っているものの弱体化している「口腔内の免疫成分(抗菌ペプチド)」を補い、サポートするという形で機能します。

←なるほどねー。なんだか難しいけど、とにかくコーティングもしてくれて、歯垢をつきにくくしてくれるってことね。腸内フローラみたいに「口腔内フローラ」というのもあるんだね。この単語、初めて知ったけど、つまりは、唾液には酵素や電解質が含まれているけど、唾液含み口腔内の環境を整えるサポートしてくれるってことね。
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<製造と安全性>
●この抗菌ペプチドは非常にデリケート。QCHEFSでは、製造プロセス中にペプチドを確実に保持するために、とくに穏やかなプロセスを採用し、熱に弱い天然の活性物質を保存しています。この製造方法は世界的に見てもユニークであるとされています。

←むむ。ということは、ごはんにふりかけたあとに、熱いスープやお湯はかけない方がいいってことかな。手作りごはんやドライフードをお湯でふやかしてから与えるおうちでは、ひと肌(犬肌)に冷めた頃、犬にごはんをあげる前にふりかけた方がよさそうだね。アツアツのときにはふりかけないようにしましょう。

●また、このペプチドの力によって、化学的な添加物を使用せずとも、口臭や炎症の減少、そして歯石の溶解につながるとされています。QCHEFS製品は、この抗菌ペプチドの作用に基づいた4週間の犬を対象とした研究で、90%の犬において有意な歯垢の減少が確認され、口腔内フローラが健康的なバランスに戻ったという結果が出ています。

←これはドイツでの表記。日本では、物理的にこするとか、犬が齧る、噛む行為によって歯垢が減るとしか書けないのですが、ともあれドイツの細菌学者さんで研究者だから、化学的な裏付けがちゃんとあると私は理解しました。

歯垢が減れば、歯茎の炎症が起きにくいし、その結果、口臭が減る、というのはわかります。
口臭問題も、気になるところですよね。
そりゃ健康な猫でも健康なレベルの口臭はあります。口臭はゼロにはなりませんし、そんなことを私たちは望んじゃいけません。愛猫の口臭も愛しましょう(笑)。
だけど、歯茎の炎症や歯石がいっぱい(=バイ菌が歯石や歯垢の中にはいっぱいいます。歯垢が固まってきて取りにくくなったのが歯石です)など不健康な口腔の口臭は、健康体の犬よりもっと臭いです。そうならないようにしてあげることが重要です。

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<猫用♪>  ここから猫用デンタルフレークについて書きます!

と、なぜ【QCHEFS】がよいのか、ほんとによいのか、私が理解したところで、

さてさて本題です。
このページの「猫用デンタルフレーク」は、猫用の2種類のうち、いちばんの基本です。

猫用は、犬のようにカミカミするトリーツタイプがありません。フレーク状、つまりごはんのうえにふりかけて与えるもののみです。

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メーカー説明文
<噛んだりなめたりして口の中で広がることで、歯垢の沈着を抑え、口臭を軽減!>
健康的な毎日は、お口のケアから。

フレークなので、いつものごはんやおやつに適量を混ぜるだけでOK。フレークが自然と口の中に広がり、手軽にお口の健康維持をサポートします。

もし最初は慣れないようでしたら、何度か試していただくうちに気に入ってくれるかもしれません。
器の底にフレークを敷いてから、いつものキャットフードをのせて与えるのもおすすめの方法です。

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★犬用で書いたのですが、トリーツタイプでも、寝る前がいいとのこと。
なので、猫さんも毎食のごはんにふりかけてももちろんいいですが、このデンタルフレークを与えるのが1日1回なら、朝ごはんより、夜ごはんのタイミングがよいと私は理解しています。

でも一度に多めにあげると残してしまう可能性があるので、毎回少量をふりかける作戦もありだと思います。
猫の食べ方、食の好みには個体差があるので、飼い主さんの愛で愛猫が摂取しやすい与え方を、独自に編み出してください!

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ふりかけタイプなので、子猫から老猫まで、万人(万猫)向けです。
薬機法的には、歯ブラシでこする、磨くことが必要なので、心配な飼い主さんや、今までせっかく歯ブラシ練習をしてきた猫がいるなら、このフレーク(粉)をガーゼなどにつけて磨くのもありかと思います。

うちの亀子(スコテッシュフォールド・立ち耳。繁殖場レスキュー猫のため、年齢不詳。獣医さん3人がみんな違う年齢を言うので、もう年齢不詳の美魔女ということにしています)は、ちいちゃな歯しかついていません。
猫は大型犬みたいに、強引に口を開けさせるのが難しいので、歯石の状態をチェックしにくいです。
イヤイヤするし〜。

なのでちゃんとチェックはできていないのですが、とにかく嗜好性を確認したいので、亀子のごはんにふりかけてみました。
最初は、若干気に入らないもよう。(苦笑)

猫は、犬以上に食にうるさいので、ドイツのこのメーカーさんは、
猫用デンタルフレーク、猫用デンタルチャコールともに、
わざと無味無臭になるように、製法を変えているそうです。
なので、亀子も気にしないで食べてほしいんだけど、猫って、新しいもの警戒しますよね。食感とかもあるのかもしれない。
でも、うちも2回目、3回目くらいは、その部分をよけて食べたりしていましたが、
だんだん慣れて、気にしなくなり、食べてくれるようになりました。
でもたくさん入れるとバレて残すので(苦笑)、ごく少量にしています。
ごく少量を毎食にしたり、亀子が大好きなふりかけ(ナパーニさんのヘーフェプルファー)をいっしょにオンしたりすると、食べてくれます。

最初は残すかもしれませんが、できることなら抜歯をせずに自分の歯を一生残してほしいし、ニンゲンでいうところの歯槽膿漏のような歯茎の病気をなるべく予防したいので、気長に摂取してもらうように頑張っています。

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<形状> フレーク(粉)

<原材料>
乳製品(カッテージチーズ)、米、グリセリン(植物由来)、菜種油、ココナッツオイル


猫用は、蕎麦ではなく、お米なのね。
(犬用デンタルフレークは、お蕎麦を使っていました。商品名は同じ「デンタルフレーク」でも、犬用をそのまま無味無臭にしたわけではないってことなんだ。さすがドイツ、いろいろ考えがあってのことでしょう)
(下記に記した成分値やミネラル、ビタミンも、犬より少なめでした。犬と猫では必要としているミネラルやビタミンが違うからなんだろうなぁ)

でも原材料はとてもシンプルですね。ほんと自然の力だけって感じだ。

■無添加・グルテン、乳糖(ラクトース)不使用■

<成分>
粗たんぱく質:39.9%、粗脂肪:5.5%、粗繊維:0.4%、粗灰分:3.0%

■天然ミネラル含有量(100gあたり)
銅(Cu):1.4 mg/kg, 鉄(Fe):13 mg/kg, マグネシウム(Mg):250 mg/kg, 亜鉛(Zn):17 mg/kg

■天然ビタミン含有量(100gあたり)
ビタミンB6:0.0525 mg, ビタミンK1:0.847 µg, ビタミンB5:0.290 mg, ビタミンB3:0.448 mg

<エネルギー> 小さじ一杯あたり/5kcal  

<内容量> 80g
1箱 約60日分(体重の大きな猫さんは少し多めがいいかもしれないけど。歯石のつきやすい子は気持ち多めにして、継続してみるといいと思う)

<与え方>
*1日小さじ1/2杯を目安に愛猫に与えてください。
*口の中にしっかりと広がるように与えて下さい。  ←そんなこと言われても難しい(笑)
*愛猫の体格に合わせて量を調整してください。
*夜の食後や就寝前のタイミングで与えるのがおすすめです。
*唾液の少ない猫には、少量の水を加えると与えやすくなります。
*歯石が気になる場合は、通常の2倍の量を目安に、3~5週間ほど継続して与えてくだ さい。(*噛むことにより、歯垢の沈着を抑えることを目的とするため)  ←とにかくできるだけ長めにお口の中にいてほしい。

★バドバド訳註:絶対毎日あげないといけない、というわけではありません。薬ではないので。でもなるべく継続した方がよさそうです。ニンゲンの歯磨きと同じ感覚です。
でも忘れたからって、そんなに気にすることはない。
ただ歯垢が心配な猫、今まで口腔ケアをしたことがない猫は、試しに1か月ほど真面目にやってみて、実験してみるとよろしいかと思います。愛猫の口腔の現時点の状況や、食べているもの、唾液量などで、個体差が大きいと思いますが、少しでも健康のためのサポートになるならやってみます!

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●送料(梱包材含む)は、商品代金に含まれておりません。後ほど、送料を含んだお振込いただきたい金額を「バドバド注文受付確認メール」にてお知らせいたします。
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<制作期間・発送時期>
●在庫のあるものは、入金確認後、約5日営業日以内で発送します。

※ちなみに本商品1コだけの場合、レターパックプラス全国一律700円(追跡サービス付き。梱包手間賃含む)で4コ入ります。

★オモチャやシャンプー、ケアクリーム、CBDオイルなど、ほかのものとの同梱も可能です。

★山陽道・沼田パーキングエリア下り店セブンイレブン内(広島県広島市)にある、バドバドサーカス犬猫道具店リアルぷちブースに行ける人は、店頭でのお引き渡しも可能です。その場合は、送料と振込手数料がかかりません。先払いの手間も省けます。詳細は「バドバド注文受付確認メール」にてご案内します。「店頭受け取り希望」と備考欄にご記入ください。


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